大型商業施設やテーマパークなど、人がたくさん集まる場所のトイレには、男性用、女性用、車椅子用の3種類がセットになって設置されているのが、一般的になってきました。車椅子の人が利用するトイレはどうなっているのでしょうか。
まず、ここでも車椅子を自在に動かせるスペースの確保が重要です。自分で車椅子が操作できる人のためにはもちろん、介助が必要な人でもゆったりと使えるスペースが、必ず確保されています。それからドアノブや鍵の位置、便座や洗面台の高さ、洗浄水のボタンの位置まで、車椅子を利用している人が使いやすいように工夫されています。一般の人が使うとちぐはぐな高さも、車椅子利用者にはベストポジションなのです。
個々の器具だけでなく、器具と器具との連携を考えたレイアウトになっているかどうかをチェックするのも重要です。用を足して水を流し、手を洗うという一連の動線がキチンと考えられているかは、使いやすさにつながります。
場所によっては車椅子利用者だけでなく介助が必要な高齢者や幼児、乳児のオムツ交換用を兼ねているところもあります。普通トイレが混みあっているときなど、ついつい使いがちですが、必要な人のためにはいつでも使える状態にしておきたいものです。
段差の解消というと、真っ先に思いつくのはバリアフリーです。目線が低かったり手の届く範囲が限られてしまったりする車椅子利用者には、どのような設備が使いやすいのでしょうか。
よく「身体障害者に優しいものは一般の人にも優しい」といいます。そこに暮らすすべての人が利用する道路には、これがもっともあてはまるのではないでしょうか。車椅子の人にとっての安全とはどんなものなのでしょうか。
車椅子の人が外出するには、必ず回りの人のサポートが必要です。一般の人の好意にたよるだけでなく、施設スタッフがしっかりとした知識を持っていてくれれば、安心して外出できる環境が整います。
車椅子利用者も、快適に外食を楽しめるよう更なるバリアフリー化が期待されています。では、今日の飲食店などで、車椅子でも利用できるかどうかをチェックするポイントについて整理してみましょう。
車での移動が多い現代社会。車椅子の人なら、長距離の移動になるほど車を使う割合が高いでしょう。近年、様々なことで問題になっている駐車スペースについて、どのような状況なのか、解決策はとられているのか、ご紹介します。